パッタヤー (Pattaya)
元々パッタヤーは小さな漁村に過ぎなかったが、ベトナム戦争に米軍が隣のラヨーン県にあった空軍基地・ウータパオを使い、パッタヤーを米軍保養地として利用し始めたために開発が始まった. 開発は非常に素早く、ビーチ開発などのほか、ゴー・ゴー・バーや売春などの性風俗産業が発達した. ベトナム戦争の後、米軍が去りパッタヤーは恐慌に見まわれたが、その後、特にヨーロッパからの観光客が増え始め観光産業は息を吹き返した. 2001年には、パッタヤー市内のすべてのホテルには使用可能な24000室があり、2003年には150万人の観光客が訪れた. 2009年にはタイの北部、中部、東北部、南部の文化を水上マーケットの形でエリアごとに紹介するパッタヤー水上マーケットがオープンした. パッタヤー地域にはサワン・ボリブーンというレスキュー隊を有する華人慈善団体がある.
映画の舞台にもなっており、1977年の千葉真一主演映画『激殺! 邪道拳』でロケーション撮影された.